2013年3月16日土曜日

トリュフォーやハネケの感想など

今日は、池袋でロメールオールナイトの日というのに、訳あって参加適わず、無念。ここ最近は約半年にわたる通過儀礼のせいで、ろくに本来の生活ができていない。湯水のように学費を無駄にしているだけである。


 ところで、先日はトリュフォーのドワネル物5本を映画館で観た。『大人は判ってくれない』はやはり素晴らしいと思う。ジャン=ピエール・レオの不良少年の演技がよい。大人に見放された普遍的な子供の姿を丁寧に映している。こんな少年、小学校、中学校に一人や二人いた。いや、僕の地元にはもっとたくさんいた。
 だが、その続編が同じように良いかと問われれば、全くそんなことはないと思う。とくに『家庭』や『逃げ去る恋』では、トリュフォーの真剣さを疑ってしまった。おそらくギャグでもなんでもないだろうところの演出で可笑しくて笑ってしまった。

 
 そして昨日、新宿武蔵野館で『愛、Amour』を観た。映画関係者はもっとまじめに邦題を考えてあげてほしい。この感想は、時間がないのでまた後日にしたいと思う。そういえば、先日書くと予告したモーニング娘のこともまだ書いてない。こうして自発的に書いてるはずのブログの記事すら、後回し後回しになっていく怠惰よ。

では。